IBJの結婚相談所について調べていると、ネット上で「おすすめしない」や「やめたほうがいい」といったネガティブな言葉を見かけて不安になっていませんか。
結婚相談所は決して安い買い物ではないので、入会してから後悔したくないと考えるのは当然のことです。
私自身も多くの婚活サービスを見てきましたが、2chやブログなどで語られる「料金が高い」「トラブルになった」「成婚できない」といった悪評には、実は明確な理由と構造的な原因が存在します。
IBJは国内最大級の会員数を誇る一方で、そのシステムは非常にシビアであり、合う人と合わない人がはっきりと分かれる環境でもあります。
しかし、その「厳しさ」の正体を正しく理解し、自分の目的に合わせて賢く利用すれば、これほど強力なツールはないのも事実です。
この記事では、なぜIBJがおすすめしないと言われるのか、その裏にある真実と、それでも成果を出すための具体的な戦略について、私の経験を踏まえて本音でお話しします。
- ネット上の「おすすめしない」という評判の裏にある構造的な理由
- 直営店と加盟店の違いを理解せずに入会して後悔するパターン
- 成婚料や違約金などIBJ特有のリスクと回避するための知識
- 男性がIBJのシステムで勝ち抜くための具体的な立ち回り方
IBJの結婚相談所をおすすめしない理由と逆転の活用法
IBJ(日本結婚相談所連盟)に関連するサービスを利用しようか迷っている方にとって、「おすすめしない」という検索結果は非常に気になるものでしょう。
結論から言えば、IBJをおすすめしないという声の多くは、「高額なコストに見合う成果が得られなかった」という期待値のギャップから生まれています。
ここでは、なぜそのようなギャップが生まれるのか、ネガティブな評判の真相を深掘りしていきます。
IBJ結婚相談所の料金が高いという評判の真実
IBJの結婚相談所が「おすすめしない」と言われる最大の要因は、間違いなくその圧倒的なコストにあります。
「高いだけ」という口コミも散見されますが、実際にどれくらいかかるのか、一般的なデータマッチング型と比較してみましょう。
| 項目 | IBJ(仲人型) | ゼクシィ縁結びエージェント等 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 10万〜30万円 | 3.3万円〜 |
| 月会費 | 1.5万〜2万円 | 1万〜1.7万円 |
| 成婚料 | 約22万円 | なし |
| 年間総額目安 | 約60万〜70万円 | 約15万〜20万円 |
このように、IBJの活動費は競合の約3〜4倍に達することがあります。
特に入会時に数十万円を支払い、さらに成婚退会時に約22万円の「成婚料」が発生するのがIBJモデルの大きな特徴です。
この金額を見て「高すぎる」と感じるか、「結婚への本気度の対価」と捉えるかで評価は分かれます。
高額な費用は、裏を返せば「経済的余裕があり、真剣に結婚を考えている層しか入会できない」という強力なフィルターとしても機能しています。
「高いお金を払えば結婚できる」わけではありません。
高額な費用はあくまで「質の高い会員データベースへのアクセス権」と捉えるべきです。
この認識がズレていると、サンクコスト(埋没費用)に苦しむことになります。

直営店と加盟店の違いを知らずに後悔するケース
多くの人が誤解しているのが、「IBJメンバーズ(直営店)」と「IBJ正規加盟店」の二重構造です。
「IBJに入れば安心」と思って高額な直営店に入会したものの、期待外れだったというケースが後を絶ちません。
実は、直営店に入っても、個人経営の加盟店に入っても、使える会員データベース(IBJシステム)は完全に同じです。
出会える相手に一切の違いはありません。
【直営店と加盟店の決定的な違い】
- 直営店:立地が良く、スタッフの教育が行き届いているが、料金が高額。マニュアル対応になりがち。
- 加盟店:料金設定が自由(安いところも多い)。サポートの質はピンキリだが、親身な仲人も多い。
「高い直営店に入ったから、特別な会員に会えるはず」という期待は幻想です。
データベースが同じなら、あえてコストの安い加盟店を選び、浮いたお金をデート代や写真撮影代に回すというのも賢い戦略の一つですね。
結婚相談所の成婚率は嘘?定義のからくりを解説
「成婚率が高い」という宣伝文句も、鵜呑みにするのは危険です。
IBJにおける「成婚」の定義と、一般的な感覚としての「結婚」には大きな乖離があるからです。
IBJでは、「プロポーズ成功(婚約の口約束)」の時点で成婚とみなされ、成婚料が発生して退会となります。
しかし、実際にはその後の両家顔合わせや生活スタイルのすり合わせで破談になるケースも少なくありません。
データによると、真剣交際に入った後の破局率は約16.9%もあると言われています。
「成婚退会=入籍」ではありません。
もし成婚料を払った後に破談になっても、基本的にお金は返ってきません。
このリスクを知らずに入会するのは非常に危険です。
IBJの厳しいルールやトラブルを回避する方法
IBJのシステムが「窮屈だ」「管理されているようだ」と感じて辞めてしまう人もいます。
その原因は、独自の厳格なルールとペナルティ規定にあります。
- お見合いキャンセル料:成立後のキャンセルは約1万円、当日キャンセルは約2万円の罰金。
- プレ交際のデート義務:連絡先交換後、一度も会わずに終了すると違約金が発生。
- 成婚隠しへの制裁:成婚料を逃れるための裏工作は、発覚次第、高額な違約金請求。
「熱が出ても這っていかないと2万円取られる」「もう会いたくない相手でも、1回は食事に行かないと罰金」といった状況は、自由な恋愛を望む人にとっては苦痛でしかありません。
しかし、これは裏を返せば「ドタキャンや音信不通を防ぐための防御策」でもあります。
ルールを「縛り」と捉えず、「相手の誠実さを担保する仕組み」と理解できるかどうかが鍵になります。
【参照:消費者庁 特定商取引法ガイド】
2chやブログでの悪評を鵜呑みにすべきではない
ネット上の掲示板やブログには、IBJに対する恨み節のような書き込みも多く見られます。
しかし、これらの情報の多くは「活動がうまくいかなかった人」のポジションから書かれていることに注意が必要です。
例えば、「サポートが全然なかった」という口コミ。
これは事実かもしれませんが、一方で「自分から全く相談しなかった」というケースも多々あります。
IBJのシステムは、自分から動かない会員には冷酷なまでに結果が出ません。
「おすすめしない」という意見の中には、単なるミスマッチや、本人の受け身な姿勢が原因であることも多いのです。
情報を鵜呑みにせず、「なぜその人はうまくいかなかったのか?」という背景を読み解くことが大切ですね。

IBJの結婚相談所をおすすめしないと言わせない戦略
ここまでネガティブな面ばかりを見てきましたが、それでも私は「本気で結婚したいならIBJは最強のツール」だと思っています。
おすすめしないと言われる要素を逆手にとり、賢く使い倒すための戦略を解説します。
IBJ結婚相談所は男には厳しい環境なのか分析
「IBJは男には厳しい」「年収で足切りされる」という噂は本当です。
IBJの検索システムでは、年収や学歴が証明書付きで丸裸にされます。
特に男性の場合、年収400万円〜600万円がボリュームゾーンとなっており、定収入がない場合や平均を大きく下回る場合は、そもそも検索結果に表示されず、土俵に立てないリスクがあります。
アプリのように「会ってから魅力を伝える」ことはできません。
スペックという入り口で弾かれれば、中身を見てもらうチャンスすら与えられないのがIBJの現実です。
しかし、逆に言えば「一定のスペックさえあれば、これほど有利な場所はない」とも言えます。
女性会員も真剣度が高く、身元が保証されているため、マッチングさえすればトントン拍子で話が進むのがIBJの強みです。
【参照:内閣府「少子化社会対策白書」(未婚率・年収データ)】

やめたほうがいい人と成婚できる人の決定的な差
IBJで「やめたほうがいい」と言われる人と、短期間で成婚していく人の差は、「主体性」にあります。
「高いお金を払っているんだから、カウンセラーが何とかしてくれるはず」という「お客様マインド」の人は、ほぼ確実に失敗します。
カウンセラーはあくまでサポーターであり、お見合いを申し込み、デートに誘うのはあなた自身です。
【成婚者の共通点】
- 断られてもいちいち落ち込まず、淡々と申し込みを続ける。
- カウンセラーのアドバイスを素直に聞き入れ、プロフィール写真や服装を改善する。
- 「減点法」で相手をジャッジせず、「加点法」で良いところを見ようとする。
IBJのシステムや会員数を活かす賢い選び方
10万人以上という会員数は、国内でも圧倒的です。
このデータベースを利用しない手はありません。
おすすめの戦略は、「サポート料の安い加盟店に入り、IBJのシステムだけを使い倒す」ことです。
直営店の高額なサポート費を払うくらいなら、その分を自分磨きや、お見合いのカフェ代に使ったほうが建設的です。
また、加盟店の中には「オンライン特化」で格安のプランを提供しているところも増えています。
「IBJというシステム利用権」をいかに安く手に入れるかが、コスパよく成婚するための秘訣です。
まずは「自分が戦える場所なのか」を確かめてください。
私がIBJ正規加盟店でおすすめするのは『ツヴァイ』です。

結婚相談所を利用するなら高額な費用を払う前に、無料体験で実際のシステム画面や会員層を確認するのが、最もリスクの低い始め方です。
【株式会社IBJ 企業サイト「会員データ」】
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カウンセラーとの相性やサポートを見極めるコツ
加盟店を選ぶ際、最も重要なのがカウンセラーとの相性です。
大手直営店のようなマニュアル対応ではなく、個人の加盟店だからこそ、親身になってお尻を叩いてくれる「お節介な仲人」に出会える可能性があります。
入会前の無料相談では、以下の点を確認してみてください。
- 耳の痛いこともはっきり言ってくれるか(イエスマンではないか)。
- レスポンスは早いか(放置されないか)。
- 自分のスペックや条件に対して、現実的な見通しを語ってくれるか。
「絶対結婚できますよ!」と甘い言葉ばかり言うカウンセラーよりも、「今のままでは厳しいから、ここを変えましょう」と言ってくれる人のほうが、結果的に信頼できます。
IBJの結婚相談所をおすすめしない人の最終結論
結論として、「自分のペースでゆっくり恋愛したい人」「コストを極限まで抑えたい人」「年収などのスペックに極端なコンプレックスがある人」には、IBJの結婚相談所はおすすめしません。
ルールが厳しく、心が折れてしまう可能性が高いでしょう。
しかし、「多少コストがかかっても、身元の確かな相手と最短で結婚したい」という覚悟がある人にとっては、IBJは間違いなくベストな選択肢です。
「IBJの結婚相談所はおすすめしない」という言葉に惑わされず、その裏にある仕組みを理解した上で、自分にとっての最適解を選んでくださいね。
悩み続けて歳を重ねるのが、一番の損失です。
まずは「話を聞くだけ」でも構いません。
あなたの婚活戦略が正しいかどうか、プロの視点で答え合わせをしてみませんか?

