婚活を真剣に考え始めたとき、ふと検索窓に「結婚相談所 やめた方がいい」と打ち込んで検索してしまったことはありませんか。
これから高いお金を払おうか迷っているのに、ネット上には「ろくな女がいない」という書き込みや「金の無駄だった」というネガティブな言葉が並んでいると不安になりますよね。
変な人しかいないなんて噂を聞けば、入会をためらうのも当然です。
また、高い会費を払ってもサポートしてくれないという話や、結局結婚できずに悲惨な末路を辿ったという体験談を目にすると、自分も同じ目に遭うのではないかと怖くなってしまいます。
私自身、そういった声をたくさん見てきました。
この記事では、なぜそのような検索がされるのか、その背景にある真実を一緒に見ていきましょう。
- なぜ「やめた方がいい」という口コミが絶えないのか、その構造的な理由
- 「ろくな人がいない」と感じてしまう会員の心理と市場のカラクリ
- 高額な費用を無駄にせず、最短で成婚するための具体的な行動指針
- あなたに合った結婚相談所の選び方とおすすめのサービス3選
結婚相談所はやめた方がいいと言われる5つの理由
インターネット上には、婚活サービスに対する辛辣な意見が数多く存在します。
「結婚相談所 やめた方がいい」という言葉の裏側には、単なる悪口だけではなく、利用者が直面したリアリティのある壁や、システム上のミスマッチが隠されていることが多いです。
ここでは、なぜこれほどまでにネガティブな意見が出るのか、その主な要因を5つの視点から深掘りしていきます。
ろくな女がいないという噂の真偽

「結婚相談所にはろくな女がいない」という言葉は、男性の口コミで特によく見かけるものです。
高い入会金を払ったのだから、日常生活では出会えないような素敵な女性がいるはずだ、と期待するのは当然のことだと思います。
しかし、実際に入会して検索画面を見ると、「あれ? 思っていたのと違う」と感じてしまうことがあります。
これには明確な理由があります。
実は、容姿端麗で条件の良い女性会員は、入会直後に凄まじい数の申し込みを受けて、あっという間に成婚退会してしまうか、真剣交際に入って検索画面から消えてしまうのです。
これを「見えない人気会員」現象と呼びます。
私たちが検索画面で目にするのは、長期間活動している会員や、条件面で苦戦している会員が中心になりがちです。
その結果、残っている会員ばかりが目につき、「ろくな人がいない」という印象(バイアス)が強化されてしまいます。
実際には素敵な会員も多く在籍しているのですが、競争率が高すぎて「出会う前にいなくなっている」というのが真実に近いでしょう。
また、プロフィール写真と実物のギャップにがっかりして、減点方式で相手を見てしまうことも、「質が低い」と感じる要因の一つになっています。

金の無駄だと感じる人の共通点

「結婚相談所は金の無駄」という意見も非常に多いですね。
確かに、マッチングアプリが年間数万円で済むのに対し、結婚相談所は年間で30万円〜60万円、場合によってはそれ以上の費用がかかります。
この費用対効果(コスパ)に不満を持つ人には、ある共通点があります。
それは、「お金さえ払えば、自動的に結婚させてくれる」という受け身の姿勢で活動してしまったケースです。
| 費用の種類 | 心理的負担 |
|---|---|
| 初期費用 | 10万円以上払うと「元を取らなきゃ」と焦る |
| 月会費 | 毎月1〜2万円が減るため、長く続けるほど辛い |
| 成婚料 | 成功報酬だが、結果が出なければただの損失 |
特に問題なのが、心理学でいう「サンクコスト(埋没費用)効果」です。
最初に高い初期費用を払ってしまうと、活動がうまくいかなくても「今やめたら入会金が無駄になる」と思い込み、ズルズルと月会費を払い続けてしまいます。
結果として成婚できずに退会したとき、手元に残るのは「失った大金への後悔」だけになり、「あんな所はやめた方がいい」という強い言葉に変わるのです。
【参考:消費者庁 特定商取引法ガイド(特定継続的役務提供)】

変な人しかいないという誤解を解く

「会話が成立しない」「雰囲気が暗い」「お金のことばかり聞いてくる」……そんな体験から「変な人しかいない」と嘆く声も聞かれます。
これに関しては、半分は事実で、半分は誤解だと言えます。
まず、結婚相談所には「恋愛が得意ではないから、安全な場所で結婚相手を探したい」という真面目な層が多く集まります。
そのため、コミュニケーションに慣れていなかったり、会話が事務的になったりする会員がいるのは事実です。
しかし、それを「変な人」と切り捨ててしまうのは、自分の「普通」の基準が高すぎる可能性があります。
多くの人が求める「普通の人」とは、実は「年収500万円以上、清潔感があり、会話も楽しく、気遣いができる」という、婚活市場における上位20%程度のハイスペック層を指していることが多いのです。
また、「サクラがいるのではないか?」という疑念を持つ方もいますが、大手の連盟(IBJなど)に加盟している相談所であれば、独身証明書などの公的書類が必須であり、サクラを雇うリスクの方が高いため、その可能性は極めて低いです。
「変な人しかいない」と感じるときは、自分自身のフィルターが厳しくなりすぎていないか、一度見直してみる必要があるかもしれません。
【参考:CMS マル適マーク(特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会)】

サポートしてくれない相談所の実態

「高いお金を払っているのに、カウンセラーが何もしてくれない」「放置された」という不満は、結婚相談所のトラブルで最も多いものの一つです。
これには、相談所のタイプによるミスマッチが大きく関係しています。
結婚相談所には大きく分けて「仲人型」と「データマッチング型」があります。
- 仲人型:手厚いサポートが売りだが、担当者との相性が全て。お節介すぎると感じることも。
- データマッチング型:情報提供がメインで、基本は自分主体。サポートを期待しすぎると「放置」と感じる。
特にデータマッチング型に入会したのに、「手取り足取り教えてくれる」と期待していると、そのギャップに失望することになります。
また、個人の仲人さんの場合、営業時間や連絡の頻度にムラがあることもあり、それが「サポートしてくれない」という不信感に繋がります。
「相談所」という名前ですが、あくまで「出会いの機会を提供する場所」であり、最終的に動くのは自分自身だという認識がないと、不満ばかりが募ることになります。
【参考:独立行政法人 国民生活センター(消費者トラブル)】
入会して後悔する男性の特徴とは

残念ながら、結婚相談所に入会しても成果が出ず、後悔して退会していく男性には明確な特徴があります。
それは、「自分の市場価値を客観視できず、高望みをし続けること」です。
例えば、40代、50代の男性が「子供が欲しいから」という理由だけで、20代や30代前半の女性ばかりに申し込みを続けるケースです。
厳しい現実ですが、婚活市場において年齢差のあるマッチングは非常に難易度が高いです。
「自分は若く見える」「年収には自信がある」と思っていても、女性側から見れば「ただの年配男性」として検索条件から外されていることがほとんどです。
また、「恋愛感情(ドキドキ感)」を最優先する男性も苦戦します。
相談所は「条件」から入るシステムなので、会った瞬間に恋に落ちるような展開は稀です。
「ピンとこない」という理由でお断りを繰り返しているうちに、時間と精神力を消耗し、「やっぱりやめればよかった」という結末を迎えてしまうのです。

結婚相談所はやめた方がいいという声を覆す選び方
ここまでネガティブな側面を見てきましたが、それでもなお、結婚相談所は「結婚したい」と願う人にとって最強のツールであることに変わりはありません。
実際に成婚して幸せになっている人もたくさんいます。
重要なのは、「どこの相談所に入るか」という選び方です。
ここからは、リスクを最小限に抑え、納得して活動するための選び方とおすすめの相談所をご紹介します。
費用が高いと悩むなら『ZWEI(ツヴァイ)』

もしあなたが「結婚相談所には興味があるけれど、とにかく費用面のリスクが怖い」と感じているなら、ZWEI(ツヴァイ)が有力な選択肢になります。
ツヴァイは、IBJグループの中でも「データマッチング型」の要素が強く、自分で積極的に動ける人にとってはコスパが非常に良いのが特徴です。
大手ならではの会員数の多さと、全国に店舗がある安心感がありながら、仲人型に比べて費用を抑えやすいプラン設定になっています。
「高いお金を払って放置されるのが嫌だ」という人でも、ツヴァイなら「自分で選ぶ」スタイルが基本なので、納得感を持って活動できるはずです。
まずはコストを抑えて、会員数の多いデータベースにアクセスしたいという男性におすすめです。
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全く会えないリスクを減らす『IBJメンバーズ』

「多少高くてもいいから、質の高い出会いが欲しい」「確実に結婚に近づきたい」という方には、IBJメンバーズをおすすめします。
業界最大手のIBJが直営している結婚相談所で、最大の特徴は「会員の質」と「成婚率の高さ」です。
入会審査がしっかりしており、年収や職業などのスペックが安定している会員が多いため、「変な人がいないか不安」というリスクを大幅に減らすことができます。
費用は相場より高めですが、その分、専任のカウンセラーがしっかりと付いてくれます。
お見合いの調整から交際中のアドバイスまで、プロが伴走してくれるので、「一人で悩んで時間だけが過ぎる」という事態を避けられます。
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放置されず手厚い『サンマリエ』

「自分からガツガツ行くのは苦手」「プロに背中を押してほしい」というタイプなら、サンマリエがぴったりです。
サンマリエは老舗の結婚相談所で、昔ながらの「仲人(ハンドメイド)のサポート」を大切にしています。
データマッチングだけでなく、担当者があなたの人柄を見て「この人が合うんじゃないか」と紹介してくれる制度が充実しています。
検索条件だけではこぼれ落ちてしまうような、相性の良い相手を見つけてくれる可能性があるのが強みです。
「サポートしてくれない」「放置された」という不満を持ちたくないなら、人の手による温かいサポートが売りのサンマリエを選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
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悲惨な末路を回避する正しい活動
どこの相談所に入ったとしても、最終的に「やめてよかった」となるか「入ってよかった」となるかを分けるのは、あなた自身の行動です。
悲惨な末路(お金だけ失って独身のまま)を回避するためには、以下の3点を意識してください。
- 素直になること:カウンセラーのアドバイス(写真を変える、条件を広げるなど)を「否定された」と思わず、一度試してみる柔軟性が大切です。
- 加点方式で相手を見る:プロフィールの条件だけで切り捨てず、「会ってみて嫌じゃなければOK」くらいの軽い気持ちで会う回数を増やしましょう。
- 期限を決める:「1年だけ全力でやる」と決めて、ダラダラと活動しないこと。期間を決めることで、費用の総額もコントロールできます。
借金して婚活するのはやめた方がいい

最後に、これだけは強くお伝えしておきたいことがあります。
それは、「生活費を削ったり、借金をしてまで結婚相談所に入るのは絶対にやめた方がいい」ということです。
経済的な余裕がない状態で婚活をすると、「早く結果を出さなきゃ」という焦りが生まれ、正常な判断ができなくなります。
相手の年収ばかり気になったり、少しうまくいかないだけで精神的に追い詰められたりして、魅力的な振る舞いができなくなってしまいます。
結婚相談所はあくまで「余剰資金」で、自分への投資として利用する場所です。
もし今お金がないのであれば、まずはマッチングアプリや婚活パーティーなど、低コストな手段から始めるのが賢明です。

結婚相談所はやめた方がいいのか結論
「結婚相談所 やめた方がいい」という言葉の裏には、ミスマッチや準備不足による失敗体験がたくさん詰まっています。
しかし、それは「結婚相談所というシステムそのものが悪い」という意味ではありません。
本気で結婚したい、時間を無駄にしたくない、身元が確かな人と出会いたい。
そう考える人にとって、結婚相談所は間違いなく最も効率的で安全なルートです。
「やめた方がいい」というネットの声に惑わされすぎず、自分の目的と予算に合った相談所を選んで、一歩踏み出してみてください。
あなたの婚活がうまくいくことを、心から応援しています。
