マッチングアプリでマッチングはするものの、メッセージが続かない原因が分からずに悩んでいませんか。
返信率が上がる最初のメッセージ例文や、参考にしたいメッセージの例が知りたい方も多いはずです。
また、相手に合わせるべきメッセージ頻度や、絶対に避けたいNGメッセージについても気になりますよね。
近年の調査では、恋活・婚活でマッチングアプリを利用する人の割合は年々増加傾向にあり、メッセージの重要性はますます高まっています。『参考:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2025」』
この記事では、【年代別】メッセージ作成のコツから、会話が盛り上がる鉄板の話題、さらには女性からメッセージが来た場合の対応まで具体的に解説します。
メッセージが続く人になるためのポイントや、返信が途絶えたときの対処法、そして最終的にデートの約束を取り付ける誘い方まで、あなたの悩みを解決するヒントが満載です。
- 返信率が上がる初回メッセージの作り方がわかる
- メッセージが自然に続く会話のコツを学べる
- 年代別や状況別の適切な対応方法が身につく
- メッセージからデートに繋げる流れを理解できる
返信が来るマッチングアプリのメッセージの基本
返信率が上がる最初のメッセージ例文

マッチング後の最初のメッセージは、その後の関係を左右する極めて大切なステップです。
ここで相手に好印象を与え、返信したいと思わせることができれば、出会いの可能性は大きく広がります。
返信率を上げるための初回メッセージは、「挨拶+プロフィールへの言及(共通点や褒め言葉)+簡単な質問」という構成が最も効果的と考えられます。
この型を守ることで、相手は「自分のプロフィールをしっかり読んでくれた」と感じ、返信内容に迷うことなくスムーズに会話を始められるからです。
具体的には、以下のような例文が挙げられます。
趣味に触れる場合
はじめまして、〇〇です。マッチングありがとうございます!
△△さんのプロフィールを拝見して、同じく映画鑑賞が趣味とのことで嬉しくなりました。
最近観た映画で、特に面白かった作品はありますか?
写真に触れる場合
〇〇と申します。マッチングありがとうございます!
3枚目に載せているカフェの写真、すごくおしゃれな雰囲気ですね。
もしよろしければ、どこのお店か教えていただけると嬉しいです。
プロフィール文に触れる場合
はじめまして、マッチングありがとうございます!
プロフィールに書かれていた「休日はアクティブに過ごす」という点に惹かれました。
僕は最近キャンプにハマっているのですが、△△さんはどんなことをして過ごすのがお好きですか?
これらの例文に共通するのは、相手のプロフィールを具体的に取り上げ、相手が答えやすい質問を一つだけ入れている点です。
長すぎる文章や、質問が多すぎるメッセージは相手を疲れさせてしまうため、スマートフォンで読みやすい3~5行程度の文量を心がけるのが良いでしょう。
参考にしたいメッセージの例
最初のメッセージに返信が来た後、どのように会話を続けていけばよいのでしょうか。
大切なのは、一方的なやり取りではなく、会話のキャッチボールを意識することです。ここでは、2通目以降のメッセージ交換で参考にしたい良い流れの例を紹介します。
あなた:
はじめまして、〇〇です。マッチングありがとうございます!
プロフィールを拝見して、旅行がお好きとのことで気になりました。沖縄の写真、すごく綺麗ですね!
相手:
はじめまして!こちらこそ、ありがとうございます。
沖縄の写真は去年の夏に行った時のものです!海が本当に綺麗でしたよ。
あなた:
そうなんですね!僕も旅行が好きで、次の休みにどこか行きたいと考えているところです。
沖縄以外で、今まで行かれた場所で特におすすめの場所はありますか?
相手:
それでしたら、金沢がおすすめです!街並みも素敵ですし、食べ物も美味しいですよ。〇〇さんは食べ物だと何がお好きなんですか?
この例では、相手の返信内容をしっかりと受け止め、そこからさらに話を広げています。
そして、相手もこちらに質問を返してくれており、良好なコミュニケーションが成り立っています。
このように、相手が返してくれた内容に対して共感や感想を伝え、関連する質問を返すことで、会話は自然に続いていきます。
「すごいですね!」「楽しそうですね!」といった相槌に加え、自分の簡単なエピソードを交えると、より親密な雰囲気を作ることができるでしょう。
【年代別】メッセージ作成のコツ
マッチングアプリの利用者は年代が幅広く、それぞれ恋愛観やコミュニケーションのスタイルが異なります。
したがって、相手の年齢に合わせたメッセージを送ることは、返信率を高め、良好な関係を築く上で非常に大切です。
ここでは、20代、30代、40代の女性に合わせたメッセージのポイントを解説します。
年代 | メッセージのポイント | 具体的なアプローチ | |
---|---|---|---|
20代 | テンポと共感性を重視 | ・短めの文章(2〜3行)で、LINEのようなテンポの良いやり取りを意識する。 ・長文は避け、絵文字や顔文字を適度(1〜2個)に使い、親しみやすさを演出する。 ・趣味や好きなことなど、楽しい話題を中心に会話を広げる。 | |
30代 | 丁寧さと真剣度を意識 | ・短すぎない、落ち着いた文章(3〜5行)で、社会人としての礼儀を大切にする。 ・結婚を視野に入れている女性も多いため、軽いノリは避ける。 ・将来に関する価値観など、少し真面目な話題にも対応できる姿勢を見せる。 | |
40代 | 落ち着きと敬意を示す | ・品のある、丁寧な言葉遣いを徹底する。 ・絵文字や顔文字は控えめにするか、使わない方が無難。 ・相手の人生経験に敬意を払い、聞き役に徹する姿勢も大切になる。 焦らず、ゆったりとしたペースでのやり取りを心がける。 |
もちろん、これらはあくまで一般的な傾向です。
最も重要なのは、個々の相手のプロフィールやメッセージの雰囲気をよく観察し、その人に合わせて柔軟に対応することです。
女性からメッセージが来た場合の対応

マッチング後、女性から先にメッセージが届くことがあります。
男性に比べて女性は多くの「いいね」をもらうため、女性側からアプローチがあるのは、あなたに強い興味を持っている証拠とも考えられ、大きなチャンスです。
この機会を逃さないためには、誠実かつ迅速な対応が鍵となります。
まず、メッセージをもらえたことへの感謝を伝えましょう。
「メッセージありがとうございます!とても嬉しいです。」といった一言があるだけで、印象は大きく変わります。
次に、女性が送ってくれたメッセージの内容に具体的に触れて返信することが大切です。
相手があなたのプロフィールにある趣味について触れてくれたなら、その話題を広げる形で返信します。
女性からのメッセージ例:
はじめまして!〇〇と申します。
プロフィールを拝見して、猫がお好きとのことで親近感が湧きました!写真の猫ちゃん、とても可愛いですね。
好印象な返信例:
はじめまして!メッセージありがとうございます、とても嬉しいです!
写真の猫は実家で飼っているんです。△△さんも猫がお好きなんですね!
もしよろしければ、猫のどんなところが好きか教えていただけますか?
このように、感謝を伝えた上で、相手のメッセージ内容をしっかりと受け止め、こちらも質問で返すことで、会話のキャッチボールが始まります。
女性からのメッセージは貴重な機会と捉え、丁寧な対応を心がけましょう。
絶対に避けたいNGメッセージ

せっかくのマッチングも、たった一通のメッセージで台無しになってしまうことがあります。
ここでは、相手に不快感を与えたり、返信に困らせたりしてしまう、絶対に避けるべきNGメッセージを紹介します。
挨拶だけのメッセージ
「はじめまして、よろしくお願いします。」
これだけでは、相手は何を返せばいいか分からず、会話が始まりません。
「誰にでも送っている定型文だろう」と思われ、スルーされる可能性が非常に高いです。
いきなりタメ口
「プロフ見たよー!よろしくね!」
初対面の相手にいきなりタメ口で話すのは、礼儀を欠いていると見なされます。
親しみやすさを出そうとしているのかもしれませんが、多くの場合は不快感や警戒心を与えるだけです。
必ず敬語から始めましょう。
『参考:警察庁「出会い系サイト」に係る犯罪被害の防止』
『参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「アサーション(さわやかな自己表現)」』
質問攻めのメッセージ
「どこに住んでるんですか?仕事は何ですか?休日は何してますか?」
相手を知りたい気持ちは分かりますが、一度に多くの質問を投げかけるのは尋問のようになってしまい、相手を疲れさせます。
質問は一度のメッセージで一つに絞るのがマナーです。
自分語りや自慢話
自分の話ばかり長々と書かれたメッセージは、相手に「自分にしか興味がない人」という印象を与えます。
コミュニケーションは双方向のものです。
相手への興味を示すことを忘れないでください。
下ネタや容姿への過度な言及
「スタイルいいですね」「すごくタイプです!」
関係性ができていない段階での容姿に関する過度な褒め言葉や、下ネタは、相手に下心を感じさせ、強い警戒心を抱かせます。
真剣な出会いを求めているのであれば、絶対に避けましょう。
これらのNGメッセージを送っていないか、送信前に一度見直す習慣をつけることが、出会いの成功率を高めることに繋がります。
相手に合わせるべきメッセージ頻度

メッセージのやり取りにおいて、どのくらいの頻度で連絡を取るべきかは多くの人が悩むポイントです。
結論から言うと、基本的には「相手の返信ペースに合わせる」のが最も良い方法です。
心地よいと感じるコミュニケーションのリズムは人それぞれであり、相手に合わせることで「この人とはペースが合うな」と感じてもらいやすくなります。
例えば、相手が1時間後に返信をくれたなら、こちらも1時間前後で返すように意識します。
相手が半日かけて返信するタイプなら、こちらも急かさず、数時間空けてから返信するなど、相手のリズムを尊重しましょう。
ただ、理想的な目安としては、少なくとも1日に1往復以上のやり取りを続けることが望ましいです。
何日も返信が空いてしまうと、相手の興味が薄れてしまったり、「脈なしなのかな」と思われたりする可能性があります。
また、メッセージを送る時間帯も意識すると効果的です。
多くの社会人は、仕事が終わってリラックスしている19時から23時頃にアプリをチェックする傾向があります。
この「ゴールデンタイム」を狙ってメッセージを送ることで、すぐに読んでもらえ、会話が弾む可能性が高まります。
無理に頻度を上げようとする必要はありませんが、相手との関係を深めるためには、ある程度の接触回数を保つことが大切です。
デートに繋がるマッチングアプリのメッセージ応用術
メッセージが続かない原因と続く人

「なぜかいつもメッセージが途切れてしまう」と感じる人には、いくつかの共通した原因があります。
いっぽうで、スムーズに会話を続けられる人には、相手を惹きつけるコツがあります。
両者の違いを理解し、自分のメッセージを見直してみましょう。
メッセージが続かない人の特徴と原因
メッセージが続かない人に多く見られるのは、会話が一方通行になっているケースです。
- 質問をしない: 相手から質問が来ても、それに答えるだけで終わってしまい、こちらから質問を返さない。これでは相手は「自分に興味がないのかも」と感じ、会話を続ける意欲を失ってしまいます。
- 自分の話ばかりする: 相手が聞いていないのに、自分の仕事の愚痴や自慢話を延々と続けてしまう。相手は相槌を打つしかなく、うんざりしてしまいます。
- 返信が極端に短い: 「はい」「そうですね」など、一言だけの返信では話が広がりません。相手は会話を盛り上げようと努力しているのに、壁を感じてしまうでしょう。
メッセージが続く人の特徴
メッセージが続く人は、常に会話のキャッチボールを意識しています。
- 相手に興味を持ち、質問が上手い: プロフィールや会話の中から相手の興味関心を見つけ出し、それについて質問することで、相手が話しやすい状況を作ります。「〇〇がお好きなんですね!始めたきっかけは何だったんですか?」のように、具体的な質問ができるのが特徴です。
- 共感を示すのが上手い: 相手の話に対して、「わかります!」「それは大変でしたね」といった共感の言葉を伝えることで、相手は「この人は自分のことを理解してくれる」と感じ、心を開きやすくなります。
- 自己開示とのバランスが良い: 自分の話も適度にすることで、相手に親近感を与えます。ただし、自分語りにならないよう、相手の話を引き出すことを常に念頭に置いています。
要するに、メッセージが続くかどうかは、「相手への興味と配慮」を示せているかどうかにかかっています。
会話が盛り上がる鉄板の話題

メッセージのやり取りで何について話せばいいか迷ったときは、誰でも話しやすく、かつ会話が盛り上がりやすい「鉄板の話題」をいくつか知っておくと便利です。
これらの話題は、相手の好みや人柄を知るきっかけにもなり、自然とデートに繋げやすくなるというメリットもあります。
食べ物の話
「好きな食べ物」や「最近食べて美味しかったもの」の話は、最も外さない鉄板の話題です。
食に興味がない人はほとんどいないため、誰とでも盛り上がれます。
「パスタが好きで、美味しいお店を探しているんです」「〇〇さんはどんな料理が好きですか?」といった会話から、「今度、美味しいパスタのお店に一緒に行きませんか?」と自然にデートに誘う流れを作りやすいのが最大の利点です。
趣味や休日の過ごし方の話
相手のプロフィールに書かれている趣味は、絶好の会話のきっかけです。
「映画鑑賞が趣味なんですね!最近何か観ましたか?」のように、具体的な質問をしてみましょう。
もし共通の趣味があれば話はさらに弾みますし、共通点がなくても「その趣味、面白そうですね!もっと詳しく教えてください」と興味を示すことで、相手は喜んで話してくれます。
旅行の話
「今まで行った場所で一番良かったところ」や「次に行きたい場所」などの旅行の話題も、多くの人が好きなテーマです。
相手の好きな場所や旅のスタイルを知ることで、価値観が垣間見えます。
写真を見せ合ったりすることで、会話が視覚的にも豊かになります。
これらの話題をきっかけに、相手の価値観やライフスタイルを少しずつ知っていくことが、関係を深めるための第一歩です。
デートの約束を取り付ける誘い方

メッセージのやり取りがある程度続いたら、次のステップは実際に会う約束を取り付けることです。
しかし、誘い方やタイミングを間違えると、相手に警戒されたり断られたりする可能性があります。
成功率を高めるためには、自然な流れで、相手が安心できる提案をすることが鍵となります。
誘うタイミング
最適なタイミングは、メッセージのやり取りが1週間ほど続き、お互いに「もっと話してみたい」という気持ちが高まってきた頃です。
マッチング後すぐに誘うのは警戒されますし、逆に何週間もメッセージだけを続けていると、会うきっかけを失ってしまいます。
自然な誘い方の流れ
最も成功しやすいのは、会話の流れから自然に誘う方法です。
前述の通り、食べ物の話はデートに繋げる絶好のチャンスです。
- 好きな食べ物の話題で盛り上がる。
- 「〇〇に美味しいお店があるんですよ」と具体的なお店の情報を出す。
- 相手が「美味しそう!」「行ってみたいです!」といった反応を示す。
- 「もしよろしければ、今度一緒に行きませんか?」と誘う。
この流れであれば、唐突な印象を与えず、相手も「話の流れだし行ってみようかな」と承諾しやすくなります。
映画や好きなアーティストの話題から、「今度一緒に見に行きませんか?」「ライブに行きませんか?」と誘うのも同様に効果的です。
相手の不安を取り除く提案
初めて会うことに不安を感じる女性は少なくありません。その不安を解消してあげる配慮が大切です。
- 時間帯と場所: 初回デートは、平日の夜よりも休日の昼間に、カフェやランチなどオープンな場所を提案するのが無難です。
- 時間を区切る: 「まずは1〜2時間くらい、軽くお茶でもどうですか?」のように、あらかじめ時間を区切ることで、相手は「長時間拘束されない」と安心できます。
- 場所の配慮: 相手の住んでいる場所から遠くない場所や、お互いの中間地点を提案する気遣いも喜ばれます。
これらのポイントを意識して誘うことで、相手は安心して誘いに応じてくれる可能性が格段に高まります。
返信が途絶えたときの対処法

順調にやり取りが続いていたのに、突然相手からの返信が来なくなることは、マッチングアプリでは珍しくありません。
相手が忙しいだけかもしれませんが、興味を失ってしまった可能性も考えられます。
このような状況で、どのように対処すればよいのでしょうか。
「どうして返信くれないんですか?」「何かしましたか?」といった催促や相手を責めるようなメッセージは、相手にプレッシャーを与え、完全にブロックされてしまう原因になりかねません。
返信が来なくなったら、まずは少なくとも3日から1週間は待ってみましょう。
それでも返信がない場合、深追いするのは得策ではありません。
しつこい男性という印象を与えてしまうと、そこからの逆転はほぼ不可能です。
その労力は、他の新しい出会いに向ける方が賢明と言えます。
どうしても諦めきれない場合は、一度だけ、全く違う新しい話題で軽いメッセージを送ってみるという方法があります。
追撃メッセージの例文:
こんにちは!
急に寒くなりましたね。〇〇さんも体調には気をつけてくださいね。
このメッセージのポイントは、以前の会話には一切触れず、相手に返信の義務を感じさせない内容であることです。
もしこれで返信が来なければ、残念ながら縁がなかったと割り切り、気持ちを切り替えることが大切です。
一度落ちてしまった相手の気持ちを取り戻すのは非常に困難であり、その時間に新しい素敵な出会いを探す方が、結果的に良いご縁に繋がります。
まとめ:成功するマッチングアプリのメッセージの要点
この記事で解説してきた、マッチングアプリのメッセージで成功するための要点をまとめます。
- 最初のメッセージは「挨拶・プロフへの言及・質問」が基本
- 相手のプロフィールをしっかり読み込んでいることを示す
- 挨拶だけやタメ口などのNGメッセージは絶対に避ける
- メッセージ頻度は基本的に相手のペースに合わせる
- 最低でも1日に1往復はやり取りを続けることを目指す
- メッセージを送る時間帯は夜19時〜23時が効果的
- 会話のキャッチボールを常に意識し、一方通行にならない
- 質問は一度に一つに絞り、相手が答えやすいものにする
- 文章量はスマホで読みやすい3〜5行程度が目安
- 会話に困ったら食べ物、趣味、旅行の話題を振る
- デートの誘いは会話の流れから自然に行う
- 初回デートは昼間のカフェやランチを提案して安心させる
- 女性からメッセージが来たら大きなチャンスと捉え、丁寧に対応する
- 返信が途絶えても、しつこい追撃はせず気持ちを切り替える
- 何よりも相手への興味と敬意を忘れない姿勢が大切
