「マッチングアプリ やめとけ」と検索したあなたは、利用をためらう理由や、すでに利用していて「お金と時間の無駄かもしれない」と感じる経験をお持ちかもしれません。
巷では、まともな人はやらないという声や、プロフィール詐欺は日常茶飯事だといった噂も耳にします。
実際のところ、アプリでヤリモクの割合、投資詐欺はどのくらいなのか、既婚者の浮気率はどうなっているのか、気になるところです。
また、マッチングアプリをやらないほうがいい人はどんなタイプで、逆にアプリにいる「まともな人」の特徴とは何でしょうか。
この記事では、男性不利の現実がなぜ起こるのかという視点から、マッチングアプリで1番モテる年齢はいつなのか、そして見極めたい「まともな女性」の特徴や、遭遇しやすい要注意人物・やめた方がいい女の見分け方まで、男性が知るべき実態を解説します。
- 「マッチングアプリ やめとけ」と言われる具体的な理由
- 男性がアプリで不利になりやすい構造的な背景
- 見分けるべき「要注意な女性」と「まともな女性」の具体的な特徴
- 自分がマッチングアプリを利用すべきかどうかの判断基準
マッチングアプリはやめとけと言われる理由
- 「まともな人はやらない」は本当か?
- アプリでヤリモクの割合はどのくらい?
- 既婚者や彼女持ちの浮気率は?
- お金と時間の無駄?男性不利の現実
- プロフィール詐欺は日常茶飯事
- マッチングアプリをやらないほうがいい人は?
「まともな人はやらない」は本当か?

「マッチングアプリにまともな人はいない」という意見は、残念ながら一定の事実に即している側面があります。
これは、手軽に登録できるがゆえに、真剣な出会い以外の目的を持つ利用者が紛れ込みやすいためです。
例えば、遊び目的の人や、最悪の場合はビジネス勧誘や詐欺業者なども存在します。
しかし、この意見は全てではありません。
実際、職場や日常生活では出会いがない真面目な人たちが、効率的な出会いの手段としてアプリを活用しているケースも多数存在します。
重要なのは、「まともな人はいない」と一括りにするのではなく、「まともではない人に遭遇する確率が他の出会い方に比べて高い可能性がある」と認識することです。
まともな人がいないわけではなく、玉石混交の状態から「まともな人」を見極めるスキルが求められる、というのが実態に近いでしょう。
『参考:株式会社リクルート ブライダル総研「婚活実態調査2024」』

アプリでヤリモクの割合はどのくらい?

マッチングアプリにおける「ヤリモク(体目的)」の割合は、使用するアプリの種類によって大きく変動します。
一概に「何割」と断言するのは難しいですが、傾向として明確な違いが存在します。
主に、気軽な出会いやデート相手探しを前面に出しているアプリは、ヤリモクの割合が高くなる傾向にあります。
一部の調査やユーザーの体感では、そうしたアプリでは半数以上、あるいはそれ以上がヤリモクである可能性が指摘されています。
また、近年は体目的以外にも、より悪質な目的で利用するユーザーが増えています。
- ロマンス詐欺: 恋愛感情を抱かせ、金銭を騙し取る手口です。海外の軍人や医師など、魅力的なプロフィールを装い、高額な送金を要求してきます。
- 投資・副業詐欺: 親密になった後、「儲かる話がある」と持ちかけ、偽の投資サイトやツールに誘導し、資金を騙し取ります。
いっぽうで、婚活を真剣にサポートするアプリや、男女ともに有料のアプリ、運営の監視体制が厳しいアプリでは、ヤリモクやその他の詐欺目的の割合は低くなります。
それでもゼロではなく、一定数は存在するため注意は必要です。
あなたがどのアプリを選ぶかによって、悪意を持ったユーザーに遭遇する確率は大きく変わるため、自分の目的に合ったアプリ選びと、「おいしい話には裏がある」という警戒心を持つことが最初の防衛策となります。
既婚者や彼氏持ちの浮気率は?

マッチングアプリが「やめとけ」と言われる大きな理由の一つに、既婚者や彼氏持ちの利用者が存在することが挙げられます。
実際のところ、多くのマッチングアプリでは入会時に「独身証明書」の提出を義務付けていません。
本人確認はあっても、それは年齢確認や実在確認が主目的です。
ある調査によれば、既婚女性のうち一定数が婚姻中にマッチングアプリを利用した経験があると回答しており、その中には不倫や遊び相手探しを目的としていたケースも含まれます。
不倫をしたことがある女性のうち、相手と出会ったきっかけがマッチングアプリだったという割合も低くありません。
これは、アプリが匿名性を保ちやすく、日常生活では接点のない相手と簡単につながれるためと考えられます。
このように、プロフィール上は「独身」となっていても、実際にはパートナーがいる利用者が紛れ込んでいるリスクは常に存在します。」
お金と時間の無駄?男性不利の現実

多くの男性が「マッチングアプリはお金と時間の無駄」と感じてしまう背景には、構造的に男性が不利になりやすい現実があります。
まず、ほとんどの主要なマッチングアプリは「男性有料・女性無料」という料金体系を採用しています。
このため、男性は出会いのスタートラインに立つためだけに月額数千円のコストを支払わなければなりません。
さらに、一般的なアプリの男女比は、男性が6割から7割、女性が3割から4割と、男性過多の状態です。
ライバルが多い中で、女性は多くの選択肢を持つことができます。
人気の女性会員になると、1日に100件以上、累計で1000件を超える「いいね」を受け取ることも珍しくありません。
結果として、女性は受け身でも多くのアプローチを受けるため、一人ひとりの男性のプロフィールをじっくり見る時間は限られます。
この中で選ばれるのは、ごく一部のイケメンや高年収といった、いわゆる「ハイスペック男性」に集中しがちです。
多くの普通の男性は、お金を払ってもマッチングすらできず、不毛な「いいね」送信とプロフィール閲覧に時間を費やすことになり、「無駄だった」と感じやすくなるのです。
『参考:東京くらしWEB(マッチングアプリで素敵な出会いを探すつもりが…まさかのトラブル)』
プロフィール詐欺は日常茶飯事

マッチングアプリで遭遇する大きな問題が、プロフィールの偽りです。
これは「日常茶飯事」と言っても過言ではありません。
最も多いのが写真詐欺です。
現在の画像加工技術は非常に進歩しており、アプリのフィルター機能や専用ソフトを使えば、実物とは大きく異なる顔写真を作り出すことが可能です。
実際に会ってみたら、写真とはまったくの別人だったという経験談は後を絶ちません。
また、身長や年収、職業といったスペックの詐欺も横行しています。
これらは、マッチングの確率を少しでも上げるために行われますが、出会った後の信頼関係を根本から崩す行為です。
プロフィールを100%信用してしまうと、実際に会った時の失望が大きくなるため、ある程度の警戒心を持って接する必要があります。

マッチングアプリをやらないほうがいい人は?

マッチングアプリは全ての人に向いているわけではありません。
以下のような特徴を持つ男性は、利用を避けたほうが賢明かもしれません。
第一に、短期間で確実に結婚したい人です。
前述の通り、アプリには恋活や気軽な出会いを目的とする利用者も多く、結婚への真剣度に差があります。
効率的に婚活を進めたい場合、結婚相談所のほうが適している可能性があります。
第二に、連絡をマメに取ることが苦手な人です。
アプリは、マッチング後にメッセージのやり取りを重ねて関係性を築くのが基本です。
返信が遅かったり、文章でのコミュニケーションが不得手だったりすると、相手に興味がないと誤解され、関係が進展しにくいです。
第三に、精神的に打たれ弱い人です。
アプリでは、急な音信不通(フェードアウト)、ドタキャン、あるいはマッチングした相手からの心ない言葉などに遭遇することがあります。
これらに一喜一憂し、深く落ち込んでしまう人は、精神的な消耗が激しくなるでしょう。
「マッチングアプリ やめとけ」でも使う男性へ
マッチングアプリで1番モテる年齢は?

マッチングアプリの世界では、男性が最もモテる(需要が高い)年齢層が存在します。
多くの調査やアプリ利用者の傾向を見ると、男性のモテのピークは「20代後半から30代前半」にかけてとされています。
この年齢層の男性は、20代前半の男性に比べて経済的な安定感や精神的な成熟度が見込まれるいっぽうで、40代以上の男性に比べると若さや将来性がある、といった両方の利点を兼ね備えていると見なされやすいです。
もちろん、これはあくまで全体的な傾向です。
年齢以上に、プロフィール写真の清潔感、自己紹介文の誠実さ、そしてメッセージの丁寧さが、マッチングの成功率を左右する大きな要因となります。
『参考:MMD研究所「2025年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」』
要注意人物・やめた方がいい女の見分け方

「やめとけ」と言われる理由の多くは、要注意人物の存在にあります。
男性が特に注意すべき「やめた方がいい女」には、いくつかの共通した特徴が見られます。
プロフィールでの見分け方
まず、プロフィール写真が極端に加工されているか、逆にプロが撮影したように完璧すぎる場合は注意が必要です。
前者は実物とのギャップが大きく、後者は業者が他人の写真を使っている可能性があります。
また、写真が1枚しか登録されていない、あるいは顔がはっきりわからないものばかりなのも、真剣度が低いか何かを隠している兆候かもしれません。
自己紹介文が「よろしくお願いします」だけなど、極端に短い場合も、真剣に出会いを求めていない可能性が高いです。
メッセージでの見分け方
マッチングしてすぐにLINE IDを聞き出そうとしたり、会う約束を急いだりする女性は警戒が必要です。
特に「宅飲み」や「ドライブ」など、密室や二人きりになる状況を最初から提案してくる場合は、ヤリモクや他の目的(勧誘など)の可能性があります。
また、深夜帯にばかり活発にメッセージを送ってくるタイプも、生活リズムの乱れや精神的な不安定さを抱えている場合があります。
デートでの見分け方
初対面にもかかわらず、お金やビジネス、投資の話を持ち出してくる女性は、ほぼ100%勧誘目的です。すぐにその場を離れるべきです。
また、明らかに高額な飲食店ばかりを指定してきたり、デート代を支払う素振りさえ見せなかったりする女性は、いわゆる「ご飯目的」や「パパ活」の可能性があります。
初対面でタメ口を使ってきたり、自分の話ばかりして相手の話を聞こうとしなかったりする人も、長期的な関係を築くのは難しいでしょう。
『参考:消費者庁「マッチングアプリをきっかけとする投資詐欺(ロマンス投資詐欺)に関する注意喚起」』
アプリにいる「まともな人」の特徴

危険な利用者がいるいっぽうで、もちろん「まともな人(誠実な利用者)」も存在します。
男女共通で見られる誠実な利用者の特徴を知っておくことが、良い出会いにつながる鍵となります。
第一に、プロフィールが丁寧に作り込まれています。
写真は過度な加工がなく、清潔感のある自然なスナップ写真(例:趣味を楽しんでいる様子や友人との写真)を複数枚登録していることが多いです。
自己紹介文も、定型文ではなく自分の言葉で、アプリを使っている目的(例:「真剣に恋人を探しています」)や、仕事、趣味について具体的に書かれています。
第二に、メッセージのやり取りが誠実です。
返信の速度が安定しており(早すぎず遅すぎず)、丁寧な言葉遣いを心がけています。
こちらの質問にきちんと答えるだけでなく、相手からも質問を投げかけて会話を広げようとする姿勢が見られます。
第三に、関係性を急ぎません。
すぐに会おうとしたり、個人情報を聞き出そうとしたりせず、まずはメッセージを通じてお互いのことを知る時間を大切にします。
見極めたい「まともな女性」の特徴

男性が特に出会いたいと願う「まともな女性」には、誠実な利用者の共通点に加え、いくつか注目すべき特徴があります。
まず、写真の加工が少ない、あるいは無加工の写真を載せている点です。
これは、自分を過度に良く見せることよりも、ありのままの自分を受け入れてくれる相手を探している真剣さの表れと考えられます。
次に、メッセージや初対面での言葉遣いが丁寧で、対等な立場でコミュニケーションを取ろうとしてくれる点です。
男性に過度な期待(リードして当たり前、奢って当たり前)を押し付けず、感謝の言葉を自然に口にできる女性は、良好な関係を築きやすいでしょう。
また、プロフィール欄がしっかりと埋まっており、特に結婚に対する価値観や将来の希望について具体的に記載している女性は、真剣度が高いと言えます。
会話の中で、外見やスペックだけでなく、内面や価値観に関する質問が多いのも、相手を深く知ろうとしている証拠です。
結論:「マッチングアプリ やめとけ」の真相
この記事で解説してきた内容の要点を、以下にまとめます。
- 「マッチングアプリ やめとけ」と言われるのには明確な理由がある
- 理由の多くは「まともではない」利用者の存在に起因する
- アプリでヤリモクの割合はアプリの種類によって大きく異なる
- ライトな出会い系のアプリほどヤリモクの割合は高くなる傾向
- 既婚者や彼女持ちが独身と偽って利用しているケースがある
- ある調査では既婚男性の38%がアプリ利用経験ありとのデータもある
- 男性は有料、女性は無料という構造が男性不利の状況を生んでいる
- 男性のライバルが多く、人気女性は1000件以上のいいねを貰う
- 写真加工やスペック詐称などのプロフィール詐欺は珍しくない
- 短期間で結婚したい人やメンタルが弱い人はアプリに向かない
- 男性で最もモテる年齢層は20代後半から30代前半とされている
- 要注意人物(やめた方がいい女)はプロフィールやメッセージに兆候がある
- すぐに会う、密室に誘う、お金の話をするのは危険サイン
- 「まともな人」も確実に存在する
- まともな人はプロフィールが丁寧で、メッセージが誠実
- まともな女性は加工が少なく、対等な立場で接してくれる
- 結論として、アプリは「やめとけ」と一概に言えるものではない
- ただし、リスクを理解し、見極める目を持たなければ失敗する



